自然薬
新ササカール
第3類医薬品
効能効果
a) 次の場合の骨歯の発育促進:虚弱体質、腺病質。 (腺病質とは、貧血などになりやすい虚弱・無力体質を指します。)
b) 妊娠授乳婦の骨歯の脆弱防止。
用法用量
次の量を1日3回 食間に温湯または水にて服用してください。
・大人(15歳以上)1回5錠
・15歳未満~7歳以上 1回3錠
・7歳未満~5歳以上 1回2錠
※5歳未満は服用できません。
成分・分量
15錠(成人の1日服用量)中
・ボレイ末 1500mg(カルシウムとして470mg)
・グルコン酸カルシウム水和物 800mg(カルシウムとして70mg)
・乳酸カルシウム水和物 500mg(カルシウムとして60mg)
・乾燥酵母 300mg
添加物として、デンプン、乳糖水和物、銅クロロフェリンNa、ステアリン酸Na、香料を含有します。
包装規格
1瓶 450錠入、950錠入
製造販売元
株式会社 和漢薬研究所
・特徴1
ボレイ末とグルコン酸カルシウムに乳酸カルシウムを加えて一日量で約600mg(成人のカルシウムの一日必要摂取量)のカルシウムが摂れるようにしてあります。
成長期のお子様から若い女性、或いは妊産婦の方、そしてお年寄りまで、ストレス社会に生きるすべての方を対象とした大変にのみやすい吸収のすぐれたカルシウム剤です。
・特徴2
ボレイ末は、昔から良質なカルシウム源として利用されているばかりでなく、漢方生薬の古典である『神農本草経』にも収載されている昔から重要な薬物の一つでもあります。グルコン酸カルシウムと乳酸カルシウムは胃液の中での溶解性が高く吸収の良いカルシウムです。
・特徴3
カルシウムの補給と栄養・吸収のバランスを考えてビタミンB群とカルシウムの吸収を良くするビタミンDの前駆体であるエルゴステリンや多種類のアミノ酸を豊富に含有している乾燥酵母を配合してあります。
販売方法
この商品はインターネット販売は行っておりません。店頭またはWEB・メールで相談の上ご購入いただけます。
相談のご予約・メール相談はこちらからどうぞ。
おすすめな漢方の組み合わせ
・ササカール+紫華栄
牡蛎カルシウムのササカールと紫根を使用している紫華栄の組み合わせは優秀。疲労による筋肉や骨の炎症を鎮めて回復を早める、痛みを取る、などに使われます。
・松寿仙+ササカール
体の疲れ・心の疲れを取りたい方に。神経伝達物質のカルシウム補給で興奮した神経をリラックス状態にして心と体を正常に戻しましょう。
・清香散+ササカール
香りの漢方でアロマリラックス+重鎮安神のボレイで、ストレス弱りにおすすめ。季節の変わり目の頭や体の重だるさにも。香りの発散力と神経伝達のカルシウムパワーで元気を取り戻そう。
漢方豆知識
漢方生薬 ボレイとは!
生薬ボレイ=カキの殻 です。(漢方用語では牡蠣=ボレイと読みます)
生薬ボレイは「重鎮安神(じゅうちんあんじん)薬」に分類され、重鎮:生薬の中でもカキの殻は重みがあり、上に昇ってしまった興奮を下に鎮めてくれます。安神:精神、心を安定させます。というお薬の分類です。
なんと、普段は捨ててしまうカキの殻、実はお薬としてこんな風に使われていたんですね。
ボレイを含む代表的な漢方として、柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)、桂枝加竜骨牡蛎湯(けいしかりゅうこつぼれいとう)、柴胡桂枝乾姜湯(さいこけいしかんきょうとう)、安中散(あんちゅうさん) などがあります。
お薬の名前に牡蠣(牡蛎)と出てきますね。それだけ効果のある主役級の扱いです。
代表処方の効能効果:
・柴胡加竜骨牡蛎湯:心悸亢進、不眠、いらだち等の精神症状のあるものの次の諸症:高血圧症、動脈硬化症、慢性腎臓病、神経衰弱症、神経性心悸亢進症、てんかん、ヒステリー、小児夜啼症、陰萎
・桂枝加竜骨牡蛎湯:小児夜尿症、神経衰弱、性的神経衰弱、遺精、陰萎
・柴胡桂枝乾姜湯:更年期障害、血の道症、神経症、不眠症
・安中散:神経性胃炎、慢性胃炎、胃アトニー
(※医療用ツムラの添付文書参照)
上記の効能効果から、すべて精神的な症状を鎮めたり精神の不安定からくる症状を治すお薬と分かります。
現代医学でカルシウムは、骨成分としてはもちろん、神経の伝達物質として体になくてはならないものとして知られ、その働きは様々あり体のミネラル成分で最大です。つまりそれだけ体にとって必要なもので、不足すると体の異常をきたしやすく影響の大きなものです。
今までカルシウムは1日600mgと言われていましたが、最新の厚生労働省HPより
日本人の食事摂取基準(2020年版)では、成人1人1日当たりの推奨量を、男性で700mgから800mg、女性で650mgと設定
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/food/ye-042.html
となっています。少しでも多く、しかも毎日摂取する必要があります。
体の異常がある方、どうも最近調子が悪い、原因がわからない、イライラしやすい、ストレスが強い、ずっと調子が悪い、やる気がない、疲れる、
という方は、一度食事を見直してみてください。
男性700~800mg、女性650mgが、正常な成人(病気や体調異常のない人)が毎日取らないといけないカルシウム推奨量です。
カルシウム補給としての効果のあるボレイ末ですが、漢方では昔から精神を安定させてくれるお薬として知られています。
カルシウム製剤は沢山ありますが、ただのカルシウム摂取をするか、ボレイからのカルシウム摂取にするか。ご自身にあったカルシウムを積極的にご活用ください。
カルシウムは、心臓の神経伝達(動悸や不整脈、高血圧)、精神の神経伝達(不安やストレス、不眠)、筋肉の神経伝達(しびれや運動失調)など、体の隅々で働いてくれますが、骨から溶け出たカルシウムはこれらに再利用されないので、必ず毎日取らないといけないんですよ。
新ササカールのメーカーサイトはこちらからご覧いただけます。