自然薬
清香散(しんこうさん)
第2類医薬品
効能効果
体力虚弱で、神経過敏で気分がすぐれず胃腸の弱いものの次の諸症:かぜの初期、血の道症
※血の道症とは、月経、妊娠、出産、産後、更年期など女性のホルモンの変動に伴って現れる神経不安やいらだちなどの精神神経症状および身体症状のことです。
用法・用量
1日3回、次の量を食前又は食後に、温湯又は水にて服用してください。
・15才以上 1回1包(2.0g)
・7~14才 1回2/3包
・4~6才 1回1/2包
・2~3才 1回1/3包
・3~4才 1回1/4包
※2才未満:服用できません。
成分・分量
3包(成人1日服用量)中
香蘇散料エキス0.70g、香蘇散末3.0g
・香蘇散エキス0.70g:(コウブシ2g、ソヨウ1g、チンピ1g、カンゾウ0.75g、ショウキョウ1g)の水製エキス
・香蘇散末3.0g:コウブシ末1.05g、ソヨウ末0.52g、チンピ末0.52g、カンゾウ末0.39g、ショウキョウ末0.52g
添加物としてデンプンを含有します。
包装規格
1箱 40包入
製造販売元
株式会社 和漢薬研究所
・特徴1
清香散は漢方治療の古典の一つである『和剤局方』に収載されている香蘇散の処方生薬の一部をエキス化し、その残りの生薬を粉末にして服みやすい顆粒剤にしたものです。
・特徴2
清香散は日頃、胃が弱くて、神経質タイプの人で「頭が重い」「頭痛がする」「熱がでて寒気がする」などの風邪の初期症状の時に服用してください。
・特徴3
上昇する香り成分が多く配合されていて、頭痛やイライラ、ほてりなど、体の上の方に症状のある血の道症によく効きます。
・特徴4
飲みやすい顆粒。お湯に溶かして服用するとよく効きます。
胃腸が弱いかたにおすすめ。妊娠中の風邪、胃腸虚弱で葛根湯などが飲めない方にも。
販売方法
この商品はインターネット販売は行っておりません。店頭またはWEB・メールで相談の上ご購入いただけます。
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おすすめな漢方の組み合わせ
・ササイサン+清香散
頭痛や頭をスッキリさせたいときにおすすめ。ストレスを取りたい方にもおすすめです。
・紫華栄+清香散
風邪の引き始めに。早く風邪を治したい方におすすめです。
・松寿仙+清香散
体を隅々まで元気にする松寿仙との併用で回復を早めます。
漢方豆知識
香りが効能の漢方薬!?
香蘇散は、香りで効く漢方です。
香蘇散は、紫蘇の香りの散薬、という名前で、香りのよい紫蘇の葉=ソヨウが入っています。
また、こちらも香りという文字がついている生薬 香附子=コウブシ、
ミカンの皮の生薬 陳皮=チンピ、柑橘系のアロマオイルはよく使われていて人気ですよね。
ショウキョウは、生姜のこと。香りを目的とした調味料=香辛料として料理によく使われます。
香蘇散は、5種類中4種類が香りのある生薬なんです。
そして、この香りをなくさないように製剤化したものが清香散。低温抽出製法のエキスと生薬末の配合で香蘇散の効能をしっかり発揮しますので効き目が良いんです。
香蘇散の本当の効き目を実感したければ、お湯に溶かしたとき時や口に含んだ時にしっかり香りを感じられるものを選んでくださいね。
清香散のメーカーサイトはこちらからご覧いただけます。