2020年10月11日(日)
『中医薬の日』記念講演会が行われ参加してきました。(と言ってもコロナ対策のためZOOM視聴となりパソコン前での参加でした)
本来、数百人規模の会場で開催する予定で準備をしていたようですが、昨今の状況により無観客 You tube live と ZOOMによるオンライン配信での聴講となりました。
特別記念講演では神奈川県の黒岩知事が登壇。
漢方との出会いから未病の大切さを知り、神奈川県では未病と最先端医療の融合をめざした県の政策を進めており、様々な場所でMI-BYO(未病)を提言しています。
その様子がテレビ神奈川で放送されました。
コロナ禍での健康長寿を考えようと、病気になってしまう前の”未病”への取り組みを促進している黒岩知事が、中国伝統医学の研究会の集会で講演を行いました。 黒岩知事は、「コロナ対策と未病」と題して講演し、初めに末期の肝臓がんだった父親の治療で漢方医と出会い「未病から治すことが一番大事だ」と教わったエピソードを紹介しました。 そして未病と最先端医療の融合をめざした県の政策を進める中で、コロナ対策には「自分が中心の未病対策が大切」と強調しました
https://news.yahoo.co.jp/articles/260bf0bc48e635c21c778085388d9214ff1ff01c
パネルディスカッションでは、日本中医学会会長 平馬直樹先生、元NHKキャスター 内藤裕子氏、日本中医薬研究会会長 乾康彦先生、イスクラ産業副社長 陳志清中医師 の4名で行われました。
内藤裕子さんは、NHKを退社後に退職金でカレー大学院に入り、主席で卒業するというカレーマニア。(カレー大学院ってなんだ(笑)https://currydaigaku.jp/)私の好きなTV番組『家事ヤロウ!!!』で登場した時のインパクト、面白キャラは大爆笑でした。
いつも笑顔で元気よく、周りにたくさんの元気を与えることができる方です。
個人的に好きな内藤裕子さんの話になってしまいましたが、パネルディスカッションはわかりやすく、黒岩知事の話もパネルディスカッションの対談もどちらもよかったです。
実は、一般向けは15時で終わりでしたが、私たち中医薬研究会会員には続きがあり、
会員向けで学術シンポジウムというものがありました。
中国武漢で実際に行った中医による新型コロナウイルス対策の実例を学びました。(2000人以上の中医師が武漢に派遣され、医師はもちろん患者も重傷者を一人も出さなかったそうです)
また、来年発売30周年となる冠元顆粒について全国の先生方の話や開発秘話を聞くことができ、また中国国家主席のために国家を上げて開発した大変貴重な薬を、奇跡的に日本で発売できることになった苦労話もあり、改めて良い薬だと実感しました。
長い一日でしたが、参加してよかったです。
一日も早くコロナ禍が収まってくれることを願います。