先日、東京へ出かけたついでに
漢方の世界に足を突っ込むきっかけになり、
その当時研修をしていたイスクラ薬局日本橋店へ
おじゃましてきました。
約20年前になりますが、東京で中医学研修塾に1年間行っていたときの研修先で、
私が研修時代に、旧店舗から引っ越ししてまだピカピカのお店でした。
漢方の勉強中の私には、こんなきれいな店でいろいろ教えてもらえるとドキドキワクワクしていたことを思い出します。
初めての東京生活で、勤務先(研修)が日本橋。
店舗はすごくきれいで東京駅から徒歩圏内、日本橋高島屋のすぐそばという立地で、漢方を勉強するという、なんともいえないギャップを思い出します。
煎じ薬をメインに教えてもらい、薬局は漢方生薬の匂いがして、中医師の先生や当時の店長に生薬の味などを教えてもらっていました。
当時は漢方薬局らしくない、きれいな薬局と思っていましたが、
現在はさらにグレードアップしていました。
なんと、ペッパー君がお出迎えしてくれます。
さすが東京、多彩な言語に対応できるようになっています。
まずは、店舗外観
入口で当店と同じシンシン君(パンダ)がお出迎えしてくれます。
自動ドアは、湾曲しています。おしゃれですね。
女性のご相談が多く、PMSや未妊相談、妊活中の方の目を引くようになっています。
当時は、土日休みだったと思いますが
現在は土曜日も営業しているとのこと。
他県からの来局で土曜日の妊活相談が多いそうです。
現在の店長もすごく良い方で、
色々な話をさせていただき、お店の中も快く見せていただけました。
店長は中医学研修塾の後輩なのですが、当時の私とは大違いで、実にしっかりしています。
さすがイスクラさんのメイン薬局を任されるだけありますね。
(写真には写っていません・・・)
この奥が調剤室。
なつかしく拝見させていただいたのですが、現在は煎じ薬は少なくなっているとのこと。
私のいた頃と引き出しなどの配置はもちろん変わらないのですが、雰囲気は違っていました。
当時は毎日、生薬を配合し煎じ薬を作成していましたから。
最近は大変人気の薬局となり、利用される方も多く、
現在は相談コーナーが多くあり、同時に最大5組の相談が出来るそうです。
ここはさすが東京、人の数の桁が違います。
また、都会の方が自然の物や漢方を求めているのかもしれません。
昔とは客層やニーズがだいぶ変わり、持ち運びや保管もしやすく、効果も高いエキス製剤(粉薬や丸剤など)が主流とのこと。
エキス剤が多いという点は、当薬局と同じでした。
やはり、改良がされて効果もよく手軽、飲みやすい、というエキス製剤が
今後もメインになってくるでしょう。
当時、イスクラ薬局への就職はまったく考えていませんでしたが、
ここでもっと働けたら楽しかったかもと思います。
店長、突然の訪問に快く案内していただき、ありがとうございました。
この後、イスクラ産業株式会社 本社へも表敬訪問。
尊敬する陳先生とお話ししてきました。
写真はありませんけど・・・。